正解なんてあるのか?

人生に正解なんてあるのだろうか。

それがよくわからないからいつも悩むのではないか。

 

欲しいものがある。あるけれどなかなか手に入らない。入らないからツンなのかと思いきやときおりデレな顔も見せる。タチが悪い。

そんなこんなで沼から抜けだせないでいる毎日。

 

きっかけは覚えている。しっかりと覚えている。

しかし、沼からの脱出対策の役には立ちそうもない。なぜならば自覚した頃にはもうどっぷり浸かっていたからだ。今更きっかけ云々してもまったくもって意味がないのだ。

 

だからといって過去を振り返らないわけにもいかない。何かヒントがあるかもしれないからだ。

そう思って思い出しているときにいらない過去までがよみがえってくる。

思い出してもなにも楽しくない思い出も結構あるのでちょっと嫌だ。

 

気分転換に何かしようとするが一度思い出したことはなかなか忘れさせてくれないしつこさがある。そして疑念は膨らむばかり。こんな感じで沼に浸かっている毎日です。

 

しかし、この沼、場合によってはものすごく楽しいから厄介だ。

嫌なこともあるのに基本、この沼は楽しく妄想させてくれる。妄想は心のオアシスである。考えているだけで微笑んでしまったりもする。

 

それくらいの魅力はあるのだ。確実に魅力的ではあるのだ。

何の沼にハマったのかは言わない。というか、うかうかと口には出せない。

そんなこんなで何の進展もなく、日々は懊悩しながら進んでいく。

 

沼。なんだか恐ろしいような、一度落ちたら自力では這い上がれない感じがする沼。

まさしく自力では這い上がれなくなっている沼。

だからこそ沼の生活は楽しくも恐ろしい。

この沼を。

私はもっと愛したい。

 

どうせ抜けられないのならいっそのこともっと愛してしまえばいいのだ。

そして周りの人には狂人と呼ばれるだろう。

それでいいのだ。だってすでにして沼の住人なのだ。もう手遅れなのだ。だから沼なのだ。

 

この沼ライフ。

もっともっと極めていこう。

力の限り、精一杯。

私にもできる精一杯の努力。

愛する沼ライフ。

 

そんなわけで対策を練りたかったのに、なぜかまた沼を愛することで結論が出てしまった。

さすが沼。やっぱり沼。愛する沼。

沼の真骨頂を見た。ような気がした。